完全保存版:アガベ育成する上での鉢選び

育成研究所

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アガベ初心者の方は必読

完全保存版:アガベ育成する上での鉢選

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こちらで育成のポイントを紹介させて頂いてるのですが少しおさらいします。

アガベを育成する上で大事なのは

  • 日光
  • 風(乾燥)
  • アガベの育成ポイントはこの4つのバランスです。

今回のテーマの【鉢】

大まかに”土”を因数分解すると

土=用土+【鉢】です。

育成する上で鉢選びも重要なポイントの一つになります。

アガベに限らず植物は土の上の樹形部分と土の中の根の部分が比例します。

根っこが成長して、樹形が変化する。

なので根っこが成長しやすい環境を鉢と用土で作ってあげることが重要になってきます。

用土に関してはこちらをご参考ください。

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鉢の種類

鉢を選ぶ上で何を優先していくのかでチョイスする鉢が変わります。(個人的見解)

陶器鉢

特徴

  1. 美しい外観: 陶器鉢は多くの色やデザインの選択肢があり、美しい外観を持っています。素焼きや釉薬の施された陶器鉢は、植物との相性を考慮しながら、インテリアや庭のデザインに調和させることができます。
  2. 通気性と保水性: 陶器鉢は通気性があり、鉢内の空気循環を促進します。通気性の高い鉢は、根の通気や水分の蒸発を助け、根系の健康な成長を促します。また、陶器は一定の保水性も持っており、適切な水分環境を維持するのに役立ちます。
  3. 耐久性: 適切に取り扱われれば、陶器鉢は比較的耐久性があります。良質な陶器鉢は、長期間の使用に耐えることができます。適切なメンテナンスを行い、割れや傷つきを予防するために注意する必要があります。
  4. 安定性: 陶器鉢は一般的に重いため、植物の成長によるバランスの変化に対して安定性を提供します。風や他の外部要因による倒れや転倒のリスクが低くなります。
  5. 温度調節: 陶器は熱伝導性が比較的低く、鉢内の土壌の温度を一定に保つことができます。これにより、植物の根系が極端な気温の変化にさらされることを緩和し、より安定した環境を提供します

※鉢底ネットはこれが使いやすい

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プラ鉢

育成に特化させた鉢やインテリア性を持たせた鉢などジャンル様々

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特徴

  1. 軽量性: プラスチック鉢は軽量であるため、移動や運搬が容易です。植物を頻繁に移動させる場合や、大きな鉢を扱う場合に特に便利です。
  2. 耐久性: プラスチック鉢は丈夫で耐久性があります。劣化しにくく、割れたり破損したりするリスクが他の鉢材料に比べて低いです。長期間使用することができ、経済的です。
  3. 保水性: プラスチック鉢は一定の保水性を持ちます。水を保持しやすく、根の乾燥を防ぐことができます。特に乾燥した環境や水分管理が難しい植物に適しています。
  4. 経済的: プラスチック鉢は一般的に他の鉢材料に比べてコストが低いです。大量生産されており、手頃な価格で入手できるため、予算に制約のある植物愛好家に適しています。
  5. デザインとバリエーション: プラスチック鉢は様々なサイズ、形状、色、デザインのバリエーションがあります。自分の好みやインテリアに合わせて選ぶことができます。また、透明なプラスチック鉢を選ぶと、根の成長や土壌の状態を確認しやすくなります。
  6. 清潔さと衛生性: プラスチック鉢は洗いやすく、除菌や消毒も容易です。これにより、病気や害虫のリスクを低減することができます。

スリット鉢

生産者の方や趣味家の方たちがこぞって愛用してる育成に特化したスリット鉢

特徴

  1. 通気性: スリット鉢は側面にスリットや穴がある特徴的な構造を持っています。これにより、鉢内の通気性が向上し、根の通気や酸素供給が促進されます。通気性の高い環境は、根系の健康な成長や菌類や病気の発生のリスクを低減する役割を果たします。
  2. 根の空間整形: スリット鉢のスリットや穴は、植物の根が鉢内を通り抜けることを促します。これにより、根が鉢内全体に均等に広がり、ルーツプルーニング(根の切り戻し)や根の絡まりを防ぐことができます。健康的な根系の発達をサポートします。
  3. 排水性: スリット鉢のスリットや穴から水が排出されやすくなります。これにより、余分な水分が鉢内にたまることを防ぎ、適切な排水が実現します。水はけの良い環境は、根腐れや過度な水分ストレスのリスクを低減します。
  4. 鉢替えの容易さ: スリット鉢は植物の鉢替えが比較的容易です。根がスリットや穴から容易に抜け出すことができるため、根の絡まりや鉢内での根の密集を最小限に抑えることができます。また、鉢替え時に根を傷つけるリスクも低くなります。
  5. 植物の成長促進: スリット鉢の通気性や根の空間整形により、植物の根系が健康に成長しやすくなります。これにより、植物の生長や発根が促進され、より強健な植物を育てることができます。

3Dプラ鉢

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特徴

  1. デザイン性:3Dプリンターはパソコンでデザインを作成するのでデザイン性の幅が広いのが特徴です。
  2. 軽量性: 3Dプリンターで作られた鉢は一般的に軽量です。プラスチックや他の軽量な素材を使用することができるため、移動や運搬が容易です。
  3. 機能性: 3Dプリンターを使用することで、鉢に特定の機能を組み込むことができます。例えば、排水用の穴や水切りトレイの設置、根の通気を促す特殊な形状など、植物の健康に役立つ機能を追加することができます。
  4. 経済的: 3Dプリンターを所有している場合、鉢を作成するための材料費が比較的低く抑えられます。また、鉢の形状やサイズに合わせて必要な数だけ作成することができるため、無駄な費用を省くことができます。

※3Dプリンターで作られた鉢は素材やプリンターの性能によって耐久性や耐候性が異なる場合があるため、デザインや素材で大きく変わる可能性があります。

アルミ鉢

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特徴

  1. 軽量性: アルミ鉢は非常に軽量であるため、移動や運搬が容易です。植物の位置を変えたり、季節に応じて室内と屋外の間を移動させる場合に便利です。
  2. 耐久性: アルミニウムは非常に耐久性があります。アルミ鉢は錆びにくく、腐食しにくいため、長期間使用しても劣化しにくいです。また、耐衝撃性もありますので、落下や衝撃に対しても強いです。
  3. 防水性: アルミ鉢は通常、表面が塗装やコーティングされているため、防水性があります。これにより、水を漏らすことなく植物を育てることができます。
  4. 温度制御: アルミ鉢は熱伝導性が高いため、鉢内の土壌の温度を効果的に制御できます。暑い季節には過剰な熱を吸収し、寒い季節には土壌を保温することができます。
  5. 視覚的な魅力: アルミ鉢は美しい外観を持ち、現代的でスタイリッシュなデザインが特徴です。庭や室内のインテリアに優れた装飾性を提供します。

※アルミ鉢は熱伝導性が高いため、太陽の直射や極端な気温変化に植物がさらされる場合には注意が必要です。

 

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最後まで読んで頂いてありがとうございます。

HAVE NICE Agave LIFE!

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この記事を書いた人
BEATGARDEN

植物に魅了され
アガベをメインに趣味の園芸を修行中
主に室内育成をメインとして育成してます。
職人気質強めな本業(美容師)

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一つの育成サンプルとして人柱としてお役に立てれだ幸いです。
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