アガベの発根管理について(考察)

育成研究所

Hello!

BEAT GARDENのKentaman®です。

アガベ初心者の方は必読

Agaveの発根管理について(考察)

アガベの発根管理の合言葉

【出るまで待つ!!】

それを踏まえた上で先にお進みください

※発根管理に入る前に、専門家ではないので経験と考察を交えた内容となりすゆえ悪しからず。

アガベの発根管理なのですが、植物の発根管理レベルの中では

難易度★★★   ※MAX★×10として

ぐらいなイメージです。

ワタクシの所持株は今の所発根率100%です(たまたまです)

ただ油断は禁物です。発根管理で株を溶かした(株をダメにする事)という方のつこうもチラホラ見ます。個体によってかなり難しい個体もあるようです。

生き物なので、100%これやっとけば大丈夫みたいのもありません。

発根管理で大事なのは

毎日観察する

そして異常があればすぐ対策するのが鉄則です。

発根管理方法

発根管理の方法は大まかにこの3種類です。

  • 土耕管理
  • 水耕管理
  • 水苔管理

ワタクシの知る限り後はエア発根ぐらいですw

放っておいたら発根したパターンw

後は発根促進剤や、おまじないのようなアイテム使用して発根したという報告もあるのでその辺りも流し読み程度でお付き合いいただけたらと思います。

くどいようですが発根管理は、株のポテンシャルに大きく左右される発根管理ですが、でないときは平気で数ヶ月でません。出るときは平気で、当日出たりします。

この辺り踏まえた上で詳しい手法をご紹介します。

 

土耕管理

土耕管理とは?

その名の通り土に挿して管理。

株をこのように土に植え込んで発根管理をします。

  • メリット

発根後植え替えせずにそのまま育成管理に入れる

  • デメリット

発根したかどうかが、株が動き出すまでわからない

 

慣れてる方は結構土耕管理で発根管理されてる方が多いように思います。

用土についてはこちら↓

完全保存版:アガベの”土”(用土)について
アガベ初心者の方にできるだけ分かりやすく用土の解説をしていきます。今回の記事の内容は・アガベの用土について・アガベの自生地の土について・ベーシック配合用土の紹介・用土作成に必要なアイテム・配合オススメ用土・アガベにオススメの市販用土・本当は...

土耕管理手順

用土の微塵を抜いておく

↓↓↓

用土を熱湯(100℃)で殺菌→植える前に冷やす

↓↓↓

株を殺菌する(ベンレート風呂等)→その後乾燥

↓↓↓

株にルートン(発根促進剤)付ける

↓↓↓

株を植える

土耕管理の場合腰水管理で管理する方が多いです。

→腰水:植えた鉢を1/5程度つかるぐらい水を入れて管理

デメリットで書いたように発根確認ができず株が動くまで見えずらいので毎日の株観察は、もれなく行うのが株を溶かさない鉄則になります。

注意:ここまでしなくても出るときはでます。でないといはでません。株のみぞ知る…

殺菌剤

発根促進剤

水耕管理

水耕管理とは?

水に主根となる部分をつけて管理する方法です。

この主根部分を水につけけて管理する方法になります。

  • メリット

発根速度が速い

発根が目視できる

  • デメリット

毎日水交換が必要

カビが生える可能性がある

水耕用の根が出るので扱いが繊細になる

水耕管理手順

株の主根部分の茶色い部分を少し削る

↓↓↓

オキシベロン液に12時間ほど付ける(おまじない程度と考えてます)

→乾かす

↓↓↓

発根するまで毎日水を変える

↓↓↓※諦めないで信じるのみ

発根次第土耕に移行※根が繊細なので要注意

水苔管理

水苔管理とは?

実はワタクシ全ての株水苔管理のみで発根させてます。

簡単にいうと土耕と水耕の間の美味しいとこどりっていう感じです。

個人の主観です

水苔も水耕と同じく茶色い部分を少し削っておくと発根しやすいです。

二ヶ月ぐらい出なかったのに削ったら1日で出ましたw(たまたま)

ご覧の通り!!(たまたまかもしれません)

水苔のメリット

  • 土耕よりも酸素供給しやすいので根腐れしにくい
  • 水耕と変わらずに発根が早い
  • 発根確認がしやすい

デメリット

  • 水の入れ替えは毎日

水苔管理手順

水苔を熱湯(100℃程度)で消毒&水分になじませる

↓↓↓

オキシベロン液に12時間ほど付ける(おまじない程度と考えてます)

→乾かす

↓↓↓

発根するまで毎日水を変える

↓↓↓※諦めないで信じるのみ

発根次第土耕に移行※根が繊細なので要注意

 

ということでワタクシは水苔一択で管理してます。今の所発根100%なので問題ないかなと思ってます。

くさり、カビは要注意で管理してるので

毎日観察しながら気長に待つというのが鉄則なのかもしれません。

水苔

おすすめ容器

 

ぜひご参考ください!

もっと良い発根方法ればこっそり教えてください。

アガベ育成について

完全保存版:アガベ育成する上での鉢選び
完全保存版:アガベ育成する上での鉢選こちらで育成のポイントを紹介させて頂いてるのですが少しおさらいします。アガベを育成する上で大事なのは日光水風(乾燥)土アガベの育成ポイントはこの4つのバランスです。今回のテーマの【鉢】大まかに"土"を因数...
アガベの発根管理について(考察)
Agaveの発根管理について(考察)アガベの発根管理の合言葉【出るまで待つ!!】それを踏まえた上で先にお進みください※発根管理に入る前に、専門家ではないので経験と考察を交えた内容となりすゆえ悪しからず。アガベの発根管理なのですが、植物の発根...
完全保存版:アガベ育成用LEDライトについて
植物育成ライトは何を使えばいいのだろう...?屋内育成装備で欠かせないLEDライト選び『失敗したくない』そして欲を言えばできるだけ安いやつで…。………。分かります。今回の記事は、初心者の方向けに植物育成LEDライトをご紹介この記事で分かる事...
完全保存版:アガベの”土”(用土)について
アガベ初心者の方にできるだけ分かりやすく用土の解説をしていきます。今回の記事の内容は・アガベの用土について・アガベの自生地の土について・ベーシック配合用土の紹介・用土作成に必要なアイテム・配合オススメ用土・アガベにオススメの市販用土・本当は...
完全保存版:アガベ チタノタ オテロイ冬の管理方法
本題に入る前に今回の記事のポイント冬でもアガベを成長させる為の冬管理方法屋内管理で冬でもアガベを成長させる管理方法となります。※野外管理での冬越し方法ではありません。ワタクシ、マンション暮らしで日照が取れない部屋の民なので屋内管理でのアガベ...
完全版:アガベ 屋内育成用 棚選びのポイント3選
完全版:アガベ屋内育成用 棚選びのポイント3選一度購入するとなかなか取り替えるのがめんどくさい育成用の棚選び。そんなにたくさん持って無いし小さくていいか...という考えもわかるのですが、アガベの沼へ足を踏み入れたら最後、基本的になぜか株が異...
決定版:アガベ育成用サーキュレーター まとめ
決定版:アガベ育成用サーキュレーター まとめアガベを育成する上で、屋内育成・野外育成でも風・サーキュレーターは欠かせない装備になります。三種の神器といっても過言では無いレベルでアガベ育成する上で重要なポイントの一つ乾燥を司る装備です。アガベ...

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

HAVE NICE Agave LIFE!

日本列島アガベ販売店まとめ

アガベ販売店まとめ
Hello!!BEATGARDENのKentaman®です。アガベを売ってる販売店さんをまとめております。趣味家さんと販売者さんの境が難しい…『販売者ちゃう』『販売者やで』などありましたらご一報頂けると助かります。※自薦他薦にて掲載しており...
完全保存版:アガベの”土”(用土)について
完全保存版:アガベ育成用LEDライトについて
アガベ販売店まとめ
アガベの発根管理について(考察)
ほんとは教えたくないアガベガチ勢用土の紹介
アガベ/チタノタ・オテロイ初心者にオススメの品種 10選
ただただアガベに合わせたい陶器鉢 まとめ※個人調べ
CJ plants/ CJ collection/まとめ:アガベ /Agave
完全保存版:アガベ育成する上での鉢選び
イベント情報:【BOTANICAL BOTANICAL】in 渋谷
この記事を書いた人
BEATGARDEN

植物に魅了され
アガベをメインに趣味の園芸を修行中
主に室内育成をメインとして育成してます。
職人気質強めな本業(美容師)

アガベ育成ログやアガベ情報を発信中です。
一つの育成サンプルとして人柱としてお役に立てれだ幸いです。
各種SNSでも気軽に絡んで頂けたら嬉しいです。
生息地福岡

BEATGARDENをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました